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ChatGPTで「自分専用のスクリーニング」を作る方法|気になる銘柄をAIが判定

ChatGPTでつくる自分専用スクリーニングの作り方

「気になる銘柄を見つけたけど、自分の基準に合っているのかわからない」
「SNSで話題の株を、なんとなく買ってしまう」

そんな悩みはありませんか?
正直、僕も前は同じでした。

こんな人におすすめ
  • 株を選ぶ基準が、まだ決まっていない人
  • ChatGPTを投資に使ってみたいけど、使い方がわからない人
  • 仕事や家事で、銘柄を調べる時間があまり取れない人

結論からお伝えします。
自分の投資ルールを決めて、ChatGPTに「自分専用のスクリーニング用プロジェクト」を作るのがおすすめです。

一度作っておけば、気になった銘柄を送るたびに、自分のルールに合うかをAIが判定してくれます。

この記事でわかること
  • 僕が使っている10個の投資ルール
  • ChatGPTに自分専用のプロジェクトを作る方法
  • プロジェクトに貼る指示文(コピペOK)
  • 判定の精度を上げるための注意点
目次

1. 僕が「なんとなく」の株選びをやめた理由

結婚したときの貯金は、約4万円でした。
そこから、AIを使った株の分析で、資産を1,000万円まで育ててきました。

ただ、最初からうまくいったわけではありません。
前は、なんとなく良さそうな株を、なんとなく買っていた気がします。

SNSで話題の銘柄を見て、気になって買う。
株価が下がると不安になって、また情報を探しまわる。
自分の中に、会社を選ぶ基準がなかったんです。

変わったきっかけは、ルールを先に決めて、確認をAIに任せるようにしたことでした。

2. 自分の投資ルールを決める

まずは、どんな会社を選ぶかのルールを決めます。
ルールというのは、株を選ぶときに自分で決めておく条件のことです。

僕が使っている10個のルール

条件数字何を見ているか
時価総額100億円以上会社の大きさ
配当利回り3%以上株価に対して、1年で受け取れる配当の割合
営業利益率10%以上本業で、売上の何%を利益として残せているか
自己資本比率50%以上借金にたよりすぎていないか
ROE5%以上株主のお金で、どれだけ利益を出しているか
有利子負債倍率(D/Eレシオ)1倍以下利息のつく借金が、自己資本より少ないか
売上高直近3年で累計10%以上の増収売上が伸び続けているか
流動性1日の平均売買代金1億円以上売りたいときに売れるか
業種制限なし全業種から探す
投資スタイル長期保有(5年以上)AIに「長く持つ前提」を伝える

ひとことでいうと、本業で利益を出していて、借金が少なく、売上も伸びている会社を選ぶルールです。

特に大事にしている3つ

  • 営業利益率10%以上:売上が大きくても、利益がほとんど残らない会社もあります。ほかの会社にまねされにくい強みがあるかを見ています。
  • 自己資本比率50%以上・D/Eレシオ1倍以下:5年以上持つつもりなので、景気が悪くなっても倒れにくい会社を選びたいからです。
  • 売上高が3年で10%以上伸びている:利益率が高くても、売上が減り続けている会社は先が心配です。

数字は、僕の考え方に合わせたものです。
たとえば成長している会社を重視したいなら、売上の伸びを20%にしてもかまいません。
納得できるルールになるまで、じっくり決めて大丈夫です。

3. ChatGPTに自分専用のスクリーニング用プロジェクトを作る

ChatGPTでプロジェクトを作る画面

ルールが決まったら、ルール全体をコピーします。
そして、ChatGPTに自分専用のスクリーニング用プロジェクトを作ります。

この記事でいちばん大事なところです。
ルールをプロジェクトに入れておけば、毎回ルールを貼りつける必要がなくなります。
気になった銘柄を送るたびに、AIが自分のルールで判定してくれます。

プロジェクトとは

ChatGPTの「プロジェクト」は、会話をまとめておけるフォルダのような機能です。
プロジェクトに「指示」を書いておくと、中で始めた会話では毎回その指示をふまえて答えてくれます。

作り方(4ステップ)

  1. ChatGPTの左のメニューから「新しいプロジェクト」を選ぶ
  2. プロジェクト名を入れて、「プロジェクトを作成」を押す
  3. プロジェクトの右上の「…」から設定を開き、「指示」の欄に下の指示文を貼る
  4. 保存する

プロジェクト名は、自分がわかりやすい名前なら何でもかまいません。
僕は「マイスクリーニング」にしています。

ChatGPTのメニューの名前は、アップデートで変わることがあります。見つからないときは、ChatGPTに「プロジェクトの作り方を教えて」と聞いてみてください。

プロジェクトに貼る指示文(コピペOK)

僕が使っている10個のルールに、判定のしかたを書き足したものです。
条件の数字は、自分に合わせて変えてください。

# 役割
あなたは、日本の上場株式を専門にする投資ファンドマネージャーです。
このプロジェクトでは、私の「投資ルール」に銘柄が合っているかを判定するアシスタントとして答えてください。

# 私の投資ルール(スクリーニング条件)
・時価総額:100億円以上
・配当利回り:3%以上
・営業利益率:10%以上
・自己資本比率:50%以上
・ROE:5%以上
・有利子負債倍率(D/Eレシオ):1倍以下
・売上高:直近3年で累計10%以上の増収
・流動性:1日の平均売買代金1億円以上
・業種:全業種から選定(制限なし)
・投資スタイル:長期保有(5年以上を想定)

# 私が会社名か証券コードを送ったとき
ウェブ検索で、できるだけ新しい情報を確認してから、次の形で答えてください。
1. 判定表
 列:条件/その会社の数値/判定(○=合う、×=合わない、△=未確認)/数値の時点/確認できる場所
2. まとめ:数字で判定できる8個の条件のうち、いくつ合っているか
3. ×の条件:どの条件が、どれくらい足りないか
4. 気をつけたい点:業績が一時的によいだけの可能性など、2〜3行で

# 私が「候補を探して」と送ったとき
投資ルールをすべて満たす日本の上場企業を、最大10社まで表にまとめてください。
条件をすべて満たす会社が少ないときは、どの条件をゆるめると候補が増えるかも教えてください。

# 守ってほしいこと
・確認できない数字は、推測で埋めずに「未確認」と書いてください
・判定するのは「投資ルールに合うかどうか」までにしてください
・「買い」「売り」の判断、特定の銘柄のおすすめ、株価の予想はしないでください
なぎ

ルールさえ決めておけば、あとは気になった銘柄をAIに話すたびに、自分のルールで判定してもらえます。

4. 気になった銘柄を送って、判定してもらう

証券コードを送ったときの判定画面(会社名と数字はぼかしています)

プロジェクトができたら、必ずプロジェクトの中で会話を始めます。
気になった会社の名前か、証券コードの4けたの数字を送ってみてください。

送る前に:Deep Researchを選ぶ

スクリーニングするときの注意

  1. できるだけ「Deep Research(ディープリサーチ)」を使う
    AIがたくさんのサイトを調べてから答えるので、数字の確かさが上がります。
  2. 使えないときは「Thinking」モードと「ウェブ検索」をオンにする
    急いでいるときや、回数の上限で使えないときの方法です。

ふつうのモードのままだと、古い数字で判定されることがあります。

入力欄の左の「+」から、Deep Researchやウェブ検索を選べます

判定の出方

条件ごとに、基準・その会社の数字・合っているかが一覧で出てきます。
上の画面の銘柄は「6/8条件クリア」で、2つの条件が「未確定」でした。

AIは、数字を確かめられなかった条件を無理に○にしません。
「未確定」として残してくれるので、どこを自分で調べればいいかがわかります。

判定のあとに続けて聞くと便利な質問3つ

判定が出たら、同じ会話の中で続けて聞いてみてください。

① 気になった会社をくわしく見る

〇〇(会社名)の直近の決算短信を読んで、売上と利益が伸びた理由、または落ちた理由を3行でまとめてください

② 配当が続いているかを見る

〇〇(会社名)は、過去10年で配当を減らした年がありますか?ある場合は、その年と理由を教えてください

③ ルールを自分用に変える

私の投資ルールの中で、投資を始めたばかりの人が自分で数字を決めたほうがいい条件はどれですか?理由もつけて教えてください

気になる銘柄がまだないときは、プロジェクトの中で「候補を探して」と送ってみてください。
ルールに合う会社を探して、一覧にしてくれます。

5. プロジェクトを作ると、銘柄選びがどう変わるか

毎回ルールを貼りつけなくていい

銘柄の名前を送るたびに、すぐに判定が返ってきます。
気になる銘柄を見つけたその場で、スマホから確かめられます。

どの銘柄も同じものさしで比べられる

ふつうに「〇〇ってどう?」と聞くと、AIはその時々でちがう観点から答えます。
プロジェクトのルールで判定してもらえば、基準がぶれません。

SNSの話題に流されにくくなる

話題の銘柄を見て焦ったときも、まずはプロジェクトに送ってみます。
ルールに合っていなければ、いったん立ち止まれます。

なぎ

判断の軸が、他人の意見から自分のルールに変わりました。プロジェクトを作って、いちばん大きかった変化です。

6. AIの判定を受け取るときの注意

AIは便利ですが、数字をまちがえることがあります。
上の指示文には、まちがいに気づくための3つのルールを入れています。

  • 数字の時点を書いてもらう:古い情報に気づける
  • 確認できる場所を書いてもらう:自分で確かめるときに迷わない
  • 「買い」「売り」の判断はさせない:AIの判定は「ルールに合うかどうか」まで

ルールに合うかどうかは、AIに判定してもらいます。
買うかどうかは、その判定を材料に自分で決めます。
数字は、会社のIR資料(決算短信など)や証券会社のアプリで確かめてください。

まとめ:今日やることは1つだけ

  • 自分の投資ルールを決める(まずは僕の10個をまねして、数字を変えていけば大丈夫です)
  • ルール全体を、ChatGPTの自分専用のプロジェクトに入れておく
  • 気になった銘柄を送るたびに、自分のルールに合うかをAIが判定してくれる
  • 送るときは、できるだけDeep Researchを使う

今日は、ChatGPTに「マイスクリーニング」のプロジェクトを1つ作ってみてください。
最初の1銘柄を送ってみると、銘柄選びの見え方が変わるはずです。

※この記事は、僕個人のAIの使い方を紹介するものです。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。
※AIの答えには、古い情報やまちがいが含まれることがあります。数字は会社の公式情報や証券会社のアプリで確かめてから、ご自身で判断してください。
※投資には元本割れのリスクがあります。

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